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第二回 双子の妊娠を知ったき・・・・

第二回 双子の妊娠を知ったき・・・・

病院で、双子の妊娠を先生から告げられた時は、思わず、まさか・・・えーっ、ほんと〜?ウソでしょ?

私の場合、不妊治療を受け始めたところで、可能性はあったのですが、まさか本当に双子を授かるなんて思いもしなかったものですから。
(余談になりますが、不妊治療って結構、お金が掛かるんですよね。いまは不妊治療給付事業助成制度というのがあるそうです。この制度はここ数年にできたらしいですよ。)

これからの大変さや不安より、双子という響きがとても嬉しかったように思えます。
(3人、4人、ん〜っ・・・・5人じゃなくて、よかったぁなんてことも思ったかな)

もうひとりの双子のMari ママは、身近な親戚に双子を生んだ話もなく予測もつかない状態であったので、それこそまさに青天の霹靂だったようです(一言”愛の深さね!ですって)。

妊娠時期も大変だった?って聞かれるけれど・・・う〜ん、私の場合は結構、普通の妊婦さんと同じように妊娠時期は過ごしていたように思います。
ただ、どうしても双子の場合、貧血ぎみになりやすくなるからと鉄分の薬をもらっていました。

また、”双子は妊娠中毒症にもなりやすいから体重は増えないように”と先生から厳しく云われ、体重管理にうるさかったこと・・・。 おかげで、双子なのに10キロしか増えなかったですよ。なかなか優秀な妊婦でしょ?
だからというわけでもないのでしょうが、お腹だけはパンパンで、ぜぇ〜んぶ子供に栄養を取られたって感じ!おしりはまるでゾウさんのようになっちゃいました。(悲惨・・・・)

妊娠後期には、もうお腹の皮が下から手や足が異常なほど動いているのがわかり、あちこち気持ち悪いぐらい。きっと窮屈だったんだろうなぁ。
その分、大きくなった子宮は下の子にとってはきっと居心地が良かったに違いありません。
だって、予定日より10日も遅れ、3700グラムという大きさで生まれてきたのですから・・・・。
(はっきり云って、大きすぎてかわいいというには、ほど遠い?!)

話がずれちゃいましたが、妊娠後期になるとお腹がよく張ってくるので、結構早い時期から張り止めの薬をもらっていました。
私の場合、気休めな感じもしましたが、なんとか36週まで持ちこたえました。今から思えばこれはまずいんじゃない?ということを平気でしてたんじゃないかな・・・。
でもね、やっぱり、双子を妊娠はハイリスクであり、常に大事をとったほうがいいと思います。

特に妊娠後期は異常にお腹がはります。単胎妊娠も経験していますから、比べると多胎妊娠の大変さがよくわかるのです。
無理をしないで、お腹の張りを感じたらすぐ横になる・・・身体をいたわってあげてください。
どれだけ、お腹のなかにいさせてあげられるかによって、生まれてくる子供達のリスクはずっと軽くなると思います。
2004-12-15